復習とは

勉強は復習が大事だと聞くけど、、

「勉強は復習が大事」という言葉は誰もが聞いたことがあると思います。しかし、どのような復習が正しいかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

この記事では正しい復習について考えていきます。


なぜ復習が大事なのか?

以前の記事でお伝えしたように、暗記したものを印象に残さなければ、一生懸命覚えた英単語や歴史の人物名などすぐに忘れてしまいます。

今日覚えたものを半年後のテストで生かしたければ必ず復習はやらなければなりません。

 


「人間は忘れる生き物である」という言葉はよく聞きますが、これは科学的にも証明されています。「エピングハウスの忘却曲線」というもので、今日では知ってる人も多くなってきているものですが、気になる方は是非検索してみて下さい。

 


具体的にはどのように復習するのか?

一週間ごととはいわず、

一時間ごとにでも復習をしましょう。

construction

constitution

contract

これらの英単語を今一度だけ意味見て20分後にまた見てみて下さい。スペルを思い出すのに時間がかかったり、なんなら思い出せなかったりしませんか?

人間は20分という短い時間でも見たものを忘れる生き物です。特に複雑なものだと余計に忘れてしまいます。


例えば、英単語であれば「50個覚えるごとに一度復習する」「1日分の単語が終わったらその日のうちに一度復習する」といったことをしていくと良いでしょう。


1時間後に覚えてないものを1日後に覚えてるワケがありません。暗記が苦手だという人は短いスパンの復習から見直して行きましょう。

勉強の要素

暗記と計算のような考えるものに分かれる

暗記はほぼ全科目にあって勉強の8割を占めています。英語や古文の単語はもちろん、理科の化学式や数学の公式もそうです。数学や物理の問題集で解き方を覚えているならばそれも暗記です。

文系科目に比べて、理系科目の方が暗記の部分が少ないことは事実ですが、それでも全部の科目を平均すると、8割はあるでしょう。

 

考えるべきものとは

先ほどの暗記と双対を成しそうな考える部分。どちらかといえば、考えることは暗記したものを生かすための力です。こっちはどちらかといえば文系科目よりも理系科目の方に多く見られる傾向があるでしょう。

例えば、数学の計算問題だと、問題集を解いて解き方を理解する・覚えるというステップの後、実際に覚えたものを活かす時に必要な力です。数学の問題集と全く同じ問題は本番のテストには出てきませんよね?ですが、同じようだけど、少し違う問題は出てくるはずです。そのような問題を解く力です。これは、問題集を解いて解き方を理解した後に、模試などの演習をして初めて身につきます。自分が問題集で解いた問題が演習ではどのように使えるかを考えることが大事です。

 

暗記が大きなウェイトを占めているが、どちらもバランス良く鍛える必要がある

もしも暗記のみをやっていて、考える力を伸ばさなければ、テストの時は

「長文を読む時に英単語の意味は分かるけど、文章の意味が曖昧。。」

「数学の問題集を解いたのに、テストの問題が解けない。。」

といった問題が出てきそうですね。

心当たりはありませんか?

考える力を伸ばそうとするあまり、暗記をおろそかにした場合は単語や公式を覚えていないので長文を読んだり、問題を解くという勉強をすることが出来ないでしょう。


そのため、まずは暗記をやってから、演習をするのです。

ある程度の知識を暗記してから、それを活かす練習をするために演習をしましょう。

どうやって目標を設定するのか?

前回の記事では、最終目標を達成するための一日、一時間と細かい目標を立てることの重要性について書きました。


今回は、具体的に目的設定のやり方を説明します。

 

最終目標を明確にする

 まずは、最終目標を明確にしましょう。「いつ、何を達成するか」を決めてください。

 

 

最終目標を達成するために必要な材料を考える

最終目標が決まったら、それを達成するために必要な材料を考えます。

ここが、目的の設定をする上でかなり重要です。

受験で国語と英語しか使わないのに物理を勉強するのはカレーを作りたいのにシチューのルウを買ってくるようなものです。

また、60点取れればいいところを90点取れるような勉強をこなすのも、1人でカレーを食べるのに大きい鍋に作ってしまうようなもので勿体ないと思います。

ちゃんとカレーのルウを買って、1人分の材料を揃えることが最も速くカレーを完成させるための(最終目標を達成するための)近道です。

 

 

いつまでに材料を揃えるかを明確にする

最終目標を達成するために必要な材料の種類や量が決まったら、次はその材料をいつまでに揃えるかを考えていきます。

まずは、材料を揃える期限に順番を付けましょう。

例えば


受験に必要な科目:英語・国語・社会


というAさんがいたとします。

最初の方の暗記(英単語や古文単語、社会の基礎知識など)は全部並行してやってみても良いですが、得意な科目を先にやって他の人と勝負出来る科目にしたり、苦手な科目が足を引っ張らないよう先に対策するなど、順番を工夫してみることをオススメします。


次は試験の日までに材料を集めるためのスケジュールを考えます。

ここは、大きい単位のスケジュールから考えて、小さい単位に落とし込んでいきましょう。

例えば、英語の試験を突破するために、「単語」「文法」「読解」「リスニング」という大きな材料が必要だとします。その場合次は「単語帳の○○」「文法のテキストの△△」というような参考書をいつまでに終わらせるかを決めます。ここまで落とし込んだら「1日に単語を100個ずつ覚える」「1日に文法のテキストを10問解く」といった一日に達成するべき目標を設定することが出来ます。

勉強をする目的

こんにちは!しゃっふです

 

突然ですが、皆さんに質問です

 

皆さんは何のために勉強していますか?

 

「親に言われたから」

「会社から資格を取得するように命令されている」

 

いろんな理由が勉強を始めたきっかけになった方もいると思います

 

しかし、皆さんが勉強することの最終目標は「何かに合格すること」「何点を取る」などの目に見えるものではないでしょうか。

 

 

  • 勉強した内容が覚えられない理由

あなたは一週間前の晩ごはんの献立を覚えていますか?


私は昨日食べた二郎系ラーメンは思い出せますが、一週間前に食べた物は思い出せません。。


ですが、毎週欠かさず見てるドラマの先週の内容、先週見たジャンプの漫画の内容だとどうでしょう?


ドラマを見ること、漫画を読むこと、それ自体が目的になっているのではないでしょうか。


対して、あんまり覚えてない先週の晩ごはんはきっと腹を満たすことが目的になっていたことでしょう。


これを勉強に置き換えてみましょう。

資格を取りたい。テストで何点を取りたい。

これらは勉強をすることによって得られる(かもしれない)効果ですよね。

資格やテストの得点を目的として勉強をすることは「腹を満たしたいから晩ごはんを食べる」と同じではないでしょうか。

 

 

 

  • その日の目的を決める

かと言って、勉強したい!!と思うことは難しいことでしょう。

世の中には沢山の娯楽や趣味が溢れています。


一日、一時間の目的を決めましょう。ドラマや漫画は「ドラマを見る」「漫画を読む」という行動自体が目的ですよね?

自分の行動を目的に近づけるようにするんです。

 

最終目標(資格を取りたい。何点を取りたい。)はもちろん必要です。それ自体が勉強をする理由やモチベーションのハズですから。

しかし、一日単位、一時間単位で見た時、

「この1時間で平方完成の手順を覚える」

「今日で英単語帳の1〜100まで暗記する」

ということが、最終目標達成のために、その一日、一時間ですべきことです。

はじめまして

初めまして!しゃっふと申します

 

突然ですが偏差値を20伸ばすのはどれくらい大変だと思いますか?

 

このブログで話す内容は恐らく勉強スタイルや成績に満足している人にとっては当たり前のことだと思います。

 

しかし

・勉強している(はず)なのに結果に結びつかない

・部活引退した後から勉強頑張るぞ!(どう頑張ろう)

 

と言った気持ちを抱いてる人たちの助けになればと思い、開設しました。

 

どうぞよろしくお願いします!!