勉強の要素

暗記と計算のような考えるものに分かれる

暗記はほぼ全科目にあって勉強の8割を占めています。英語や古文の単語はもちろん、理科の化学式や数学の公式もそうです。数学や物理の問題集で解き方を覚えているならばそれも暗記です。

文系科目に比べて、理系科目の方が暗記の部分が少ないことは事実ですが、それでも全部の科目を平均すると、8割はあるでしょう。

 

考えるべきものとは

先ほどの暗記と双対を成しそうな考える部分。どちらかといえば、考えることは暗記したものを生かすための力です。こっちはどちらかといえば文系科目よりも理系科目の方に多く見られる傾向があるでしょう。

例えば、数学の計算問題だと、問題集を解いて解き方を理解する・覚えるというステップの後、実際に覚えたものを活かす時に必要な力です。数学の問題集と全く同じ問題は本番のテストには出てきませんよね?ですが、同じようだけど、少し違う問題は出てくるはずです。そのような問題を解く力です。これは、問題集を解いて解き方を理解した後に、模試などの演習をして初めて身につきます。自分が問題集で解いた問題が演習ではどのように使えるかを考えることが大事です。

 

暗記が大きなウェイトを占めているが、どちらもバランス良く鍛える必要がある

もしも暗記のみをやっていて、考える力を伸ばさなければ、テストの時は

「長文を読む時に英単語の意味は分かるけど、文章の意味が曖昧。。」

「数学の問題集を解いたのに、テストの問題が解けない。。」

といった問題が出てきそうですね。

心当たりはありませんか?

考える力を伸ばそうとするあまり、暗記をおろそかにした場合は単語や公式を覚えていないので長文を読んだり、問題を解くという勉強をすることが出来ないでしょう。


そのため、まずは暗記をやってから、演習をするのです。

ある程度の知識を暗記してから、それを活かす練習をするために演習をしましょう。